webマーケティングのキャリアパスについて。本当に求められる人材になるために

選択肢が多すぎて逆に悩むwebマーケティングのキャリアパス。「webマーケティグで飯食っていくぜ!」と意気込んだものの、適切なキャリアの作り方がわからないと悩む日々がありました。

今回はwebマーケティングの今後のキャリアパスについて書いていきたいと思います。

改めてWebマーケティングの仕事内容について

webマーケティング、およびデジタルマーケティングの目的は、オンラインでのマーケティング活動を通して売り上げに貢献することです。

webマーケティングと一言で言っても、業務内容は多岐に渡ります。GoogleやYahoo!の検索結果に表示されるリスティング広告やfacebookやツイッターのフィードに表示されるSNS広告、メールマーケティング、SEO対策、CRMや数値分析など、多種多様な業務に細分化されています。

Webマーケティングの具体的な業務内容は、以下のような種類があります。

  • SEO(検索エンジン最適化)
  • リスティング広告
  • SNS広告
  • アフィリエイト広告
  • アドネットワーク広告
  • メールマガジン
  • ソーシャルメディア対策
  • LPO(ランディングページ最適化)
  • EFO(入力フォーム最適化)
  • MPO
  • CRM
  • ライティング
  • ウェブ解析

など

会社の規模によっては、これらを兼任している企業もあれば、規模が大きい会社になってくると、各業務を専任でやっている企業もあります。

ただ会社がwebマーケターを採用する時は、「SEOの経験3年以上」や「CRMの業務経験、MAツールの使用経験」など、具体的な業務を指定して募集している企業が多く、より専門的なスキルを求めている傾向にあると思います。

もちろん、スタートアップなどでは業務が細分化されていないため、いきなりマーケティングチームの立ち上げなどを任される場合もありますが、基本的にはwebマーケティングの中でも「どれが得意なのか」といった専門性が問われるので、そこを意識してキャリアを作っていくといいと思います。

Webマーケティングの平均給与

webマーケティングの平均給与も会社によってはまちまちですが、400~600万円の間です。事業責任者に近いポジションを任されると1000万円以上になる場合もあり、また特別な例ですが日本でも有数のスペシャリストであればより高い給与が見込まれます。

個人的には600万円ほどの年収があれば、不自由なく暮らしていけるかなと思っていますが、そこから年収をさらに増やしたいとなるとやはり副業などで稼いでいく道がありますね。

会社からいただく給料にはやはり限界がありますので、培ったスキルを利用して、副業サイトから案件を獲得していくと、比較的スムーズに年収アップをできるかもしれません。

Webマーケティングの一般的なキャリアプラン

その上で、webマーケティングにはどういったキャリアパスがあるのかを考えていきたいと思います。

私も大小限らず、多くの会社を転職活動中に見て来ました。やはり大きな企業になる程、業務は細分化されていて、スタートアップのような規模に近づくほど、幅広い業務になる傾向があるかなと思っています。

また会社の種類によっても求められるスキルが変わってきます。

webマーケティングのスキルを発揮できる環境は大きく以下の2つと思います。

事業会社

特徴:

会社がもつ事業を成長させるために、webマーケティング施策を実行していきます。施策の意思決定に関わることも多いので、より柔軟にwebマーケティング施策を実行できます。また他のwebマーケティングの職種も兼任することもあるので、webマーケティングのスキルの幅を広げやすい傾向にあります。

事業会社の選択軸

事業会社でも様々な特徴があり、それによって求められるスキルが若干変わってきます。BtoCでのマーケティング経験を求めている企業もあったりと、各会社の戦略やビジネスモデルの見極めが重要になってきます。それによってその会社で得られる経験が変わってきます。

  • BtoBかBtoCか
  • 業界
  • 有形商材or無形商材
  • ワンプロダクトか多角化しているか
    など

支援会社

特徴:各スキルの専門性を磨きやすいです。例えばSEO専門のコンサルティング企業だと、クライアントが抱えるSEOの課題を解決していくため、深い専門性が身につく環境があります。一方で、最終判断はクライアント側になるため、施策の柔軟性には欠ける部分があり、そのため支援会社から事業会社に転職される方も多いのも事実です。

支援会社の選択軸

総合的な代理店だけでなく、各領域に特化した支援会社も多いため、どのスキルを重点的に伸ばしていくかで、選ぶ会社も変わってきます。

  • 総合型(サイバーエージェント、オプト、セプテーニ、アイレップなど)
  • 領域特化型(SEO、広告運用、データ分析、調査など特定した領域での特化型)
  • BtoBまたはBtoC
    など

会社を選ぶ前に徹底的に「自己分析」を。

私も転職活動中に膨大な選択肢があることに非常に苦しみました。選択肢が多すぎるというのは逆に不幸に繋がるんですね。

人生において選択の精度を高めていくためには、自分を知ることが重要です。そこで私はわずかに記憶がある2歳の頃から現在手前までのあらゆる行動や感情に対してwhyを4-5回繰り返し、マインドマップに記録していきました。

(利用ツールはMindMeister Mind Map

例えば、「何でサッカーを始めたんだろう。」「なぜあの時兄弟と喧嘩したんだろう。」「家族や学校ではどんな立ち位置で、それはなぜだったのか。」など、当時の感情や出来事について深く考えていると、自分の行動の原動力となるコアな部分が見えてきます。

コアな部分が見えてくると、これまでのバラバラだと思っていた自分の行動に一貫性が見え始めてきます。「だからあの時この大学を選んだのか。」「だから就活ではこの会社を選んだのか。」など点と点が繋がるように、自分の人生をストーリーのように話すことができるようになります。

その延長線上に今があるので、「現在は何を求めているのか」「またそれを得る際には将来どんな経験が必要か」を考え、これまでストーリーを延長していくようにキャリアを決めていくと、いい選択ができると個人的に考えています。(自己分析についてもまた違う記事で書いていければと思います。)

本質的に求められるWebマーケターになるためには

本質的な企業の課題を解決できるようになる。

では今後webマーケター、またはマーケターとして長く活躍していくためにはどうすればいいか、転職する方の共通の悩みだと思います。

私自身も今後のキャリアについて色々と悩みました。

私は事業会社のインハウスマーケターからキャリアをスタートしていますが、今後は「事業会社から支援会社に行ってスキルをさらに深めていくべきか。」または「事業会社から違う事業会社に転職して、新たな経験を得るか」、非常に悩みました。

私は個人的には「長く求められる人材」になりたいため、そのためには企業の本質的な課題を解決する必要がありました。では本質的な課題を解決するためには、より上流の戦略設計から提案できる人材になる必要があります。

つまりどういうことなのか?

webマーケティングはあくまで戦術

以下は個人的な考えですが、webマーケティングについて改めて深く考えると、webマーケティングは「戦術」であって本質的には「戦略」ではないという点です。

近年、「ジョブ型」というワードが流行していますが、こうしたトレンドを経てスペシャリストが増えると、「webマーケティングの手法だけに詳しい」だけでは頭打ちがくると思います。

私は戦術である「SEO対策」や「広告配信」をいくら最適化したところで、戦略(上流の判断)の間違いは覆せない経験を何度かしました。

事業の上流を決める部長や役員も正しく事業戦略を設計できないケースが多々あり、間違った戦略のもと、SEOや広告などを淡々とやるだけでは成果にも繋がらないし、その担当者になった場合、その後良いキャリアが作れません。

支援会社や事業会社でwebマーケティングの専門性を身につけたのちに、事業会社で上流(事業計画の設計など)から携わる経験をした方が、上流から提案できるマーケター人材になるのではないかと思っていて、他の人との差別化が可能です。

まとめ:戦術を磨くだけでなく、自分だけの強みを掛け算していく。

先ほど申したように、専門性を磨き続けるだけでは、いつか頭打ちがくると思うので、自分ならではの強みを掛け算していくと、より差別化された人材になっていくと思います。

また自分の強みを掛け算するためには徹底した自己分析が効果的です。今後はそう言った自己分析に関する話も書いていければと思います。