webマーケティング未経験でベンチャー企業へ転職はあり?

webマーケティング未経験でベンチャー企業に転職しようと考えている方は少なくないと思います。ベンチャーと聞くと「激務なんじゃないか」、「教育体制が整っていないのではないか。」、「業務についていけるだろうか」とつい心配になります。

もちろん、ベンチャーと一概にいっても教育体制や仕事量などはバラバラなので、全てのベンチャー企業がそうだとはいえませんが、今日は実際に自分の体験談をもとに、「webマーケティング未経験のベンチャー転職」について考えていきたいと思います。

ちなみに私はマーケティング組織ができたばかりのベンチャーに入社して、組織が成熟していく過程を見てきたので、ベンチャーの特徴についても話せるかと思います。

webマーケティング未経験でベンチャーの転職はアリか。

結論から言うと、個人的にはアリだと思います。

ただ、webマーケティング未経験でベンチャー転職がありだと言える人にも特徴があります。以下に当てはまる人は未経験だとしてもベンチャー企業でも活躍できるのではないかと思います。

  • スキルアップに貪欲な人
  • ライフバランスをあまり気にしない人
  • 学習することを面倒だと思わない人
  • 新しいことに常に取り組んでいたい人
  • 教えてくれる人や答えがなくても気にしない人
  • 自分で調べて答えを見つけるスキルがある人

これはwebマーケティングに限らず、ベンチャー全体にいえることだと思います。笑

とにかく「ベンチャー」はめちゃくちゃカオスです。僕は新卒からベンチャー企業に入社しましたが、「これも新卒がやるんだ」と思う業務を次から次へとこなしていきました。

やったことがない業務があった場合でも近くに聞ける人はいますが、その方も忙しく、丁寧に教えている時間もないので、結局自分で調べることになります。webマーケティングのブログや本を読み漁ったりと、とにかく能動的に動かなければ情報が入ってこないのがベンチャーです。

マーケティングの部署がまだ数名の頃に入った当初は、とにかく自らの足で情報を集めていました。また読む、聞くだけでなく、自分でブログを作って得た情報があっているかを試したり、仕事でも新しい仕事にチャレンジし続けたりと、学ぶ姿勢を維持する努力をしました。

結果として、早いスピード感で物事を吸収することができ、一通りの業務を回せるようにもなりました。

ベンチャー企業では「この施策やってみてもいいですか?」というと比較的OKされやすい風土にあると思うので、自分の考えた施策が結果としてすぐに得られやすい環境でもあります。

またwebマーケティングのスキルが得られる瞬間は、本を読んでいる時でもセミナーに参加している時でもなく、実際に結果が出た時です。

「この仮説を試したい」
「仮説をもとに施策を打ってみた」
「こういう結果が得られた」
「過去がこの結果だから、次はこうすればいい。」

と経験をもとに次打つべき施策を考えられるのが、webマーケティングの本当のスキルです。

経験=スキルといってもいいと思います。そのため、どれだけ場数を踏めるかがwebマーケターとして成長する一つのポイントになりますので、そういった意味でも、ベンチャー企業は選択肢としてありだと思います。

webマーケティング未経験でベンチャー企業に転職する際に気をつけたいポイント

先ほども言いましたが、ベンチャー企業はカオスです。もちろん、環境が整っている企業もあると思いますが、基本的にカオスであることを覚悟した上で入社した方が入社後のギャップはないと思います。

では具体的にどういうポイントを前もって覚悟しておくべきなのかについて考えていきたいと思います。

学習を止めたらそこで試合終了

基本的に学びを止めたら、ベンチャーで円滑に仕事するのは難しいでしょう。今日の仕事が来年も同じことやっているとは限りません。

実際に私もコンテンツの作成をやってきましたが、その翌月には新しいサイトの立ち上げ、その翌年には開発ディレクションもやってきました。もちろん全ての業務は当初未経験で、つきっきりで教えてもらう人もいませんでしたが、自ら情報を収拾して仕事を完遂させていきました。

学びを止めていると、新しい仕事にも対応できなくなりますし、ベンチャー企業全体からみても同じことをずっと繰り返す人材は重宝されません。そのため常に自分のスキルを磨いていく必要があります。

ベンチャー企業ではノウハウは自分で作るもの。

ノウハウも基本ありません。ノウハウがないというのは、体系化された情報や、成果を出すために確立された方法がないということです。「その業務やったことないけど、なんとなくこうすれば良さそうじゃない?」くらいのノウハウはありますが、それも結局「やってみないとわからない」ということが多々あります。

「こういう方法、順番で仕事に取り組めば成果が出るよ」という情報が少ないため、基本的に手探りになることが多いです。

そのため自分で考えながら仕事を進めていける人がベンチャーには向いているかもしれませんね。

隣の芝が青く見えても目の前の仕事に集中

ベンチャーに入社すると、隣の芝がだんだんと青く見えてきます。「他の会社ではwebマーケティング領域の優秀な人が多そうでいいな。」「webマーケティングのいろんなノウハウが蓄積されていそう。」「CMとか打っているし、マーケティング予算も潤沢にあるんだろうな」とそんな誘惑が次から次へと押し寄せてきます。

「自分はこの仕事を続けていいのだろうか」、「他の会社で優秀な人たちにwebマーケティングの真髄を教えてもらった方がいいのではないか」と激しく悩む時期が定期的に訪れます。

ここで気をつけなければいけないのは、成果を出してもいないのに他の会社に移ってしまうパターンです。そういうことを繰り返すと結局スキルも実績も積み上がらないまま、年をとることになってしまいます。

他の会社がよく見えてくることもありますが、そんな誘惑にも負けずに目の前の業務でしっかり成果を出すことが求められます。

またベンチャーのような不安定な状況で成果を出せる人は転職市場においても注目されやすいので、入社してからは成果を出すことだけに全力を注ぎましょう。

自分で仕事を定義し、結果で語ること

ベンチャーは雨のように課題が降ってきますが、それは課題であって業務ではありません。例えば、「最近、〇〇の数値がよくないんだよね。」という課題や「〇〇のチャンネル強化したい。」という課題が毎日のように降ってきます。

ただその情報だけでは仕事になりませんよね。ここで「じゃあ次何すればいいですか。」と言ってしまう方はもしかしたらベンチャー企業の転職に不向きかもしれません。

「上司の〇〇さん、先日あの数値が悪いって言ってたな。じゃあ自分がその数値の改善のために記事のメンテナンスや他の施策考えて、その仕事自分がやってもいいか聞こう」と、自分の仕事を自分で決めてしまう人が重宝される風潮があります。といいますか、そんな人ばっかりです。

基本的に仕事待っている人は少ないですね。自分の仕事を自分で定義して、しっかりと成果を作る意識を持つ人はベンチャーへの転職ありだと思います。

とにかく手を動かし続ける。

ここまで読まれた方、御察しの通りです。ベンチャーはとにかく手を動かすことが重要です。誰かがやってくれるなんてことはありません。もはやwebマーケティング以外の仕事もやることがあるかもしれません。

そんな不安定な状況を苦ともせず「いや〜楽しいな〜w」とのらりくらり過ごしていける人を求めています。私は多動的なタイプなので、やることが毎日ある環境の方が幸福度は高く感じます。暇な時間が増えると、病んでしまいそうになるので、適度に忙しい環境であるベンチャー的な風土は結構好きですね。

まとめ

「とにかく自分でなんでもやってみたい人」、「自分が経験するまで気が済まない人」はベンチャー企業に向いている可能性が高いです。実際に自分もそういうタイプで、新卒入社した時も「この会社に入ってよかった」と思いました。

もちろんいい面だけでなく、ネガティブに感じる部分もありますが、転職活動などでその会社で働く人に質問などをして解消していくといいでしょう。

大企業にもメリットがありますので、自分はどういう性格なのかを考えた上で企業選びをしていくといいでしょう。