webマーケティングのスキルは独学で
習得できるのか。

未経験からwebマーケティングを独学で学びたいけど、実際それは可能なのか、悩まれている方も多いと思います。結論をここで言っておくと、独学でwebマーケティングのスキルを獲得することは可能だと思っています。

また独学以外にも会社の研修制度を利用してスキルアップするなどの方法もありますが、それは果たして現実的な選択肢なのかについても考えていきたいと思います。

webマーケティング人材は不足。しかし企業の研修制度は整っていない。

コロナにより、webマーケティングの重要性がより増している昨今ではありますが、デジタルマーケティング支援会社の株式会社シンクロが公表している調査では、過半数の企業が現場のマーケター人材が足りていないと回答しています。

参照元:【プレスリリース】重要度が高まるアフターコロナのデジタルマーケティング。9割の組織がもつマーケター育成の課題とは?

~マーケティング教育についてのアンケート結果まとめ~

また同調査では、webマーケティング教育を担える人材が足りていないと答えた企業が71%もあり、人材獲得や獲得後の研修制度に問題を抱えている企業が過半数以上であることが示されています。

企業がそんな課題を抱える一方で、webマーケティングの需要は今後も伸びていくと予測されています。

多くの企業がマーケターを育てる準備が不足しているため、webマーケティングをやめてしまう方も一定数いて慢性的な人材不足が起きているかもしれません。

では、webマーケティングのスキルは会社の研修制度なしに独学で獲得することは難しいのでしょうか?

そもそも独学できない人はwebマーケティングに不向きだと思う

先に自分の見解を述べておきたいのですが、独学が苦手という方はwebマーケティングに向いていない可能性が高いと思っています。

つまりどういうことか?

webマーケティングのトレンドや常識は日々変化しています。例えば最近ではリターゲティング広告に関するニュースが飛び交っていますが、新しい法律などによりweb広告のこれまでの常識が変わりつつあります。

またSEOに関していえば、定期的にアルゴリズムのアップデートがあるために、従来のSEO手法が途端に評価されなくなったり、重視するべきポイントが変わってきます。

こうしたトレンドや状況の変化は、上司や先輩がすでに熟知している訳ではなく、ベテランから初心者まで同時に直面することです。そのため、先輩に「今回のgoogleのアップデートについて教えてください〜」とチャットを飛ばしても、先輩は情報収拾している最中かもしれません。

また自分で情報を収集する癖を身につけなければ、どんどんトレンドに置いていかれます。逆に自ら情報やスキルを取りに行く人はどんどん成長していきます。

そのため、webマーケティングは年齢など関係なしに実力の差が生まれやすい領域だと思います。

本当にスキルを身につけたいのなら、自らお金をかけてでも学習に投資するべきです。本もそうですが、自分でサイトを作るためのドメインやサーバー費用、wordpressの有料テンプレートにかかる費用もそうです。

webマーケティングに関する基本的な情報はすでにネット上に溢れているので、あとは自分の手を動かして試してみることが大事です。

ただインプットするだけでは意味がないので、しっかりとアウトプットする機会を自分で作ることも心がけていけば、自ずと未経験からでもスキルはついてくるでしょう。

webマーケティングスキルの大きな利点は「持ち運びやすさ」

変化の激しいwebマーケティング領域ですが、webマーケティングスキルを獲得するメリットはスキルが持ち運びやすい点です。

例えば、自分の会社にしかないシステムを使いこなせたり、その会社しかない仕事ができたとしても、他の会社で通用するかはわかりません。

しかしwebマーケティングでは、facebookやgoogle、twitter、amazon、salesforceなど、企業がマーケティング業務で使うプラットフォームは限られているので、それらを使いこなすスキルさえ身につければ、多くの企業で転用可能です。

例えばgoogleのSEOに関する知識を身につけた時、そのスキルは他の企業でも活かすことができますし、またSEOという概念を理解すれば他のプラットフォームにも適用することもできます。

そのため、一度webマーケティングのスキルや考え方を身につけると、その後のキャリアにおける選択肢が広がることは事実でしょう。

これまでやってきたwebマーケティングの独学方法

ではどういう独学方法があるのかを見ていきましょう。

webマーケティングの全体像を理解するために本を2-3冊読む。

まずはインプットをしなければ良いアウトプットは生まれません。そのためwebマーケティングの全体像を把握するためにも本でインプットをおこないます。個人的にはwebマーケティングに関する本だけではなく、「マーケティングとは何か」について考える本も読んでみた方がいいと思います。

広義のマーケティングのなかでwebマーケティングの立ち位置を把握することで、webマーケティングの特質を理解することに繋がると思います。またwebマーケティングを習得する中でwebマーケティングの限界も知っておくといいかもしれません。

念の為、オススメの著者を記載しておきます。以下の著者は数冊本を出されていて、どれもマーケティングの理解に役立つものばかりです。まずはマーケティング界隈で有名な方の本を読んでインプットしていきましょう。

  • 足立光さん
  • 森岡 毅さん
  • 西口一希さん

webマーケティングは注目されている領域ではありますが、万能ではありません。場合によってはテレビCMや雑誌、チラシ広告の方が効果的な場合もあります。

webマーケティングを客観的に分析し、その長所、短所を知ることでよりwebマーケティングのスキルに磨きがかかると考えています。

例えば、会社で働く場合、事業部から「このサービスの顧客、webで集客したいんだよね」というリクエストは往々にあります。しかし、webマーケティングが万能だと信じ込んでいると、それをそのまま受けてしまい、成果が出ずに苦しむことにもなりかねません。

事業部のリクエストの内容によっては、webマーケティングからの集客ではなく、折込チラシやオフラインのイベントから施策を打っていく方が効果的なこともあります。

そういった複合的な提案ができると市場価値も上がりますし、結果も出やすいでしょう。そのためにはwebマーケティングでは何ができるのかを理解し、また広義のマーケティングについても常に考える癖をつけていきましょう。

とにかくサイトやブログを作る。三日坊主になっても良い。

三日坊主になってもいいので、サイトやブログをどんどん作っていきましょう。三日坊主でやめてしまっても自分を責める必要はありません。

実際に成果が出るまでは時間がかかりますし、自分が好きな分野を見つけるまでには何回か試行錯誤する必要があります。

私もこれまでいろんなブログを作ってきました。旅系、政治系、デザイン系、海外ブログ系など、作っては潰してを繰り返してきましたが、たまたまデザイン系のブログがよく読まれるようになりました。

そのブログでは例えばパワーポイントでのインフォグラフィックの作り方などをまとめていて、意外とブルーオーシャンでかつ需要があることに気づいたんですね。笑

なのでまずはサイトや自分のブログを作ってみることをお勧めします。頑張っているけどうまくいかなければ、それはやり方が悪い可能性があるので、すぐに違う方向性のブログをやってみて、それもダメだったら違う方向性でやってみて、というのを繰り返していけばいいと思います。

ただやめるのではなくて、なぜ自分のブログが伸びなかったのかをしっかり分析しておくことが重要です。

例えば、

「すでに競合が多かった。」
「検索する人が多くないカテゴリだった」
「キーワードボリュームを無視してコンテンツを作っていた」
「サイト内のテーマがバラバラだった」

など、ダメだった理由を自分なりに分析してから次のステップに進めましょう。

決して三日坊主で終わった自分を責めないようにしましょう〜。

独学でwebマーケティングスキルを身に着けることは可能ですが、むしろ独学スキルがあった方がさらに伸びるよというのが私の見解でした。もちろん、素晴らしい上司や研修制度がある企業に入社することに越したことはないですが、その確率はそこまで高くないのも事実です。

最後に

独学でwebマーケティングスキルを身に着けることは可能ですが、むしろ独学スキルがあった方がさらに伸びるよというのが私の見解でした。もちろん、素晴らしい上司や研修制度がある企業に入社することに越したことはないですが、その確率はそこまで高くないのも事実です。

そのため「自分で学ぶ」ということを意識しながらwebマーケティングスキルの取得に励んで見ると新たな道がひらけそうですね。

画像リソース:Web illustrations by Storyset